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授業のメリットは理解にある。
理解に時間をかける必要がある場合にだけ授業に集中する方が効率はいい。



そのゆっくり進む時間の間に
自分の頭で考えて、極力問題になっている事柄を簡略化してノートかカードに書きこむ
方が、よくあるノートのとり方よりずっといい。

このようなノートやカードを【記憶アイテム】と呼ぶことにする。
記憶アイテムを作る為の時間は 
作る時間<作った事によってきちんと記憶するまでに節約できた時間
という状態にならなければ本末転倒である。
このことをよく覚えておこう。

(記憶の実行率が上がればこの限りではない)

世の中にはすごいサービスがあるもので、カードによる学習をフラッシュカードと言って、
これがいいから問題を最初からこのフラッシュカードの形にして販売しようという商品がある。


英熟語などが最初からカードになっているのである。
しかし、この学習方法をあまり私はお勧めはしない。教材自体がよくできているので
この教材はすばらしいが、記憶の為の処理時間がかかりすぎるからである。
そこで使い方を変える。

そもそもこの教材のチョイスはすばらしいし、構成もポイントもよく整理された良質のものである。
そこで、できるものとできないものに分けた後、本来の方法で覚える際に、ちょっとした工夫で、一秒で処理できるカードに変身させるのである。


これで一枚10秒くらいかかるものが一枚1秒で処理できるカードになったわけである。
これを速聴で処理するという方法もある。
                             



















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