なぜ、ゲームをしながら記憶したり、ほったらかしで記憶する事ができるのでしょうか?
ほったらかしで記憶ができる理由は脳の中にあるワーキングメモリと呼ばれる部分にあります。
まずは、分かり易い例を挙げます。
例えばお母さんが、皿洗いなどをしながらテレビを見ていたとします。
多くのお母さんは昼のドラマが好きです。
そして、皿洗いをしながらテレビを見ているのに、テレビの内容を覚えています。
これは勉強したという事です。
例えばみなさんが、通勤や通学の途中に友達と話をしたとします。
自転車をこぎながら話をしているのに、話の内容を後で思い出す事ができますね?
これはつまり勉強したという事なのです。
どういう事かと言えば、脳は常に100%の力を使っているわけではなく、いくらか余力を残している事がほとんどです。
例えば試験の最中は脳はフル回転に近い状態です。
しかし、寝てぼけーっと天井を見ている時は、ほとんど力を使っていません。
10%しか使っていなければ、残りの90%を使う事ができると考えてみてください。
なんとなくイメージできませんか?
何かをしながら記憶するという事は、人間に限った事ではなく、ねずみですら多くの実験で
動きながら覚える事が証明されています。
二つの分かれ道の先で必ず右側にエサを置いておくと、その内エサがある場所を覚えたり、
レバーを引くと、エサにありつける装置の中に入れておくと、学習します。
これとまったく同じように、勉強の内容であっても記憶していく事ができます。
問題集の内容や、専門用語、教科書の内容から、仕事の現場で覚えなければならない細かい知識、このようなものも問題なく記憶できます。
もちろん単に聞き流すだけでは頭には残りません。
わずかには残るかもしれませんが、勉強で使えるようにしっかりと記憶する事は不可能です。
ですから、単に一日中音楽を流すように流していれば、記憶できるかといえばそんなことはありません。
英語の場合は、音声の聞き取りの面でそのような効果が見受けられますがそれと記憶できるという事は
まったく別のことです。
ですから、流しっぱなしではいけません。
そこで、記憶する問題集などをきちんと適切に加工していく必要があります。
加工した後は、録音機器を使うことでシステマチックに記憶をしていくことが可能です。
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