基本より大切な本質を解説する
これからお話する事は、極めて大切な事です。
その大切な事というのは、日本では小論文と小論文試験を具体的に適切に解説したものが出ていないという事です。
(これは不適切な表現でした。牛山は出ていないと、勝手に思っています。)本にはこの部分を詳しく書きました。
驚くべきことですが、小論文とはそもそも何なのかという問いに対する答えが本を書く人によってまちまちです。
小論文とはこういうものだ!と、一言で簡単に片付けると、分かり易いですね。
(あ〜そうかぁなぁるほど〜)と納得します。
この分かり易さが非常に大きなワナです。小論文試験がカンタンなものではない理由は、出題される問題の奥深さにあります。
国内の一流の学者の中でも意見が分かれるような問題も出題されます。
カンタンなわけがないんです。
私が言いたい事があなたに伝わっているでしょうか?カンタンではない問題について論じるにはそれなりの方法があります。
そのような方法や考え方を順を追って説明してもらい身につける必要があるという事です。
小論文とは相手を打ち負かす議論のテクニックや論証過程を披露するだけのものではありません。
こういうと、そんな事は無いと反論する人がいます。だから論理は不完全だと私は常々言うのです。
こういう議論は建設的ではないし、正確なものではないのです。
重要なのは比重です。
ここで言う比重というのは、どれくらい重要かについての度合いの事です。そしてこういう感覚的な部分こそが、とても大切です。これについてあれこれと説明するよりも、昔からアメリカにある
有名なことわざを紹介する方がいいでしょう。
『直観は真実である』
これはどういう意味でしょうか?多くの場合議論や論理で、多くの人が惑わされますが直観というものの方が、真実に近いという事をこのように現しているのです。
論理思考が意味のないものですよと言っているのではありません。大切です。しかしそれに頼りすぎたり、
論理=絶対だと思ったり
論理=頭がいいと思ったり
論理=正しいと思う、
こういう事が非常に問題なのです。さて、話を戻しましょう。
このような論理に関する正しい理解も含めて、現在日本では小論文に関してはきちんとこれらの事を踏まえた上で小論文とは何か?そしてどのように書くべきかを
記した書物が無いと言っても過言ではないのです。小論文に関する書籍を全部私は買いました。そして読みました。
内容はいいものもたくさんあります。しかしどういうわけか、基本の前の本質を教えるものがないのです。
そして基本そのものの定義が間違っていると私が思うものばかりなのです。
実力をつけるワカルとデキルの違い
『わかる』と『できる』には違いがあります。
ワカルというのはその時分かっただけで、試験本番で点は取れません。
デキルの人は点数を取る事ができるでしょう。きちんとした小論文を書く事ができるという事です。
しかし、恐るべき事に、小論文の解説をする本はあっても実力をつける指導をしている本を見た事が無いばかりか、本を読め、新聞を読め、社会問題にアンテナをはれ、と当たり障りの無いアドバイスが非常に多い。
最短距離を提示してこそ、価値があると私は考えました。
ですから、明確にその方法を解説し、結果として、実力をつけていただきます。
技術習得アドバイザーである私の講座は、記憶関連の講座と同じように記憶を非常に重視します。
ワカルとデキルは違うからです。
文章の表現ひとつとってみても、試験の本番で出てこなければ点数にはなりません。
いくら分かっても、分かったつもりでは意味が無いのが試験の厳しさなのはご存知の通りです。
そうか、じゃあ覚えればいいのかぁ〜と短絡的に考え、まるで社会の暗記のようにゴリゴリ覚え始めると、悲劇が始まります。
なんと無駄の多いことでしょうか。
ここを適切にきちんとお伝えする事で、最高レベルの得点を得てもらいます。
他の小論文指導とは育てる場所が違う
この小論文講座では、内容点と呼ばれる配点を伸ばす秘訣を盛り込んでいます。
多くの小論文講座では、構成にこだわります。 もちろんそれが基本ですし、それができていなければ一気に評価がガタ落ちしますので、正しい指導です。
しかし多くの受験生はこの点を勉強していますので、あなたと、他の人の差がつく事はほとんどありません。
重要なのは内容です。
どれだけいい内容にできるか?という事です。 これについては、多くの手法があります。
このようなものを基本だけではなく解説する為にこの講座を受講すると力が伸び易く点数を今以上に取る事ができるようになるでしょう。
例えるならば次のような状態です。
他の人が、ダックスフンドを育てている時に、あなたはライオンの子を育てているようなものです。
同じ労力で育てても、つく力はまったく違ったものになります。
牛山式の小論文解法
2次方程式のように、小論文の解法パターンを牛山が開発しました。
この解法パターンのより深い理解と、応用テクニックを授けますので、どのような問題が出ようとも、簡単に書く事ができるようになります。 問題によって書く事ができるとか、できないというのは、場当たり的に小論文に挑んでいるからです。
この≪牛山の小論文解法≫は単なる解法ではありません。
小論文の真髄とも言える、本質的な部分をきちんと理解しているからこそ、生まれた解法です。
例えば、小論文では相手を打ち負かすように書く事を指導する人もいますが、このような小論文は、高得点を狙いにくい要素を含んでいます。 議論というのは相手を打ち負かすものではないからです。
●対●という対立構造だけでは世の中はわりきれないからです。
単に書いて、とにかく形にするだけならそれでもかまいませんが、出題される内容によっては、50点ほどしか取れなくとも、全く不思議ではありません。
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