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昇進試験の対策は何がいいでしょうか?という質問に対する答え

こんにちは。

牛山です。



本日は以下の質問にお答えします。



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小論文が英語や理科の能力

を問う事もあるらしいですが文和会で対応出来ますか。



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できます。

理科の能力や英語の能力は個別に対応すればいいでしょう。何も問題はありません。

それ以前に小論文を正しく思考して、望ましい形で書けることの方がはるかに点数に対して大きな影響を持ちます。



理科に対応している事だけが点数の全ての割合を占めているわけではなく、恐らくですが、理系科目の知識を理系科目の

問題集等で拾い、その大学で研究することを先取りで情報収集していれば足りる問題が出題されるのでしょう。

そうでなければ、入試問題になりませんからね。



よく●●は対応できますか?

という類の質問を受けますが、専門的なサポートを望むことは害になることがあります。



だからこそ私は書籍の中でも、その学部、その分野の内容は自分で図書館で対応すべしと言っているんですね。



その理由は二つあります。

1つ目は配点のウェイトです。

専門知識が点数に占める割合は100パーセントではないという事



先日もMBA選抜の小論文に対応していますか?

という質問を電話で受けましたが、この質問は完全に小論文試験を誤解しています。



MBAホルダーとしての素養を問うために多面的に能力を評価するために小論文を課すのであり、経営専門の小論文講座なるものを受講しているかどうかを試すものではありません。



例えば、MITの大学院出身の大前研一氏は経営を大学と大学院で学んだわけでは全くありませんが、マッキンゼーの日本支社長になりました。

大前氏が世界的にどのような影響力を持つかは、MBAホルダーの選抜試験を受けるのであれば、十分に理解されている事と思います。



大前氏はMITで学んでマッキンゼー対策講座なるものを受講したかどうかについて考えた時、私はNOだと思います。

ではなぜあそこまで優秀だと世界的に評価されたのかと言えば、それは一言で言えば、思考の総合力と言えるでしょう。

思考、表現の総合力です。これを多面的なものとして捉えて、そしてそれぞれに対して適切にアプローチする事で多くの人に評価される小論文が書けるようになるのです。



決して経営の専門知識がありさえすればいいというものではありません。

もちろん専門知識はあるにこしたことはないのです。

ではこの専門知識にいかに対応すべきかを以下に二つ目の理由とともに述べましょう。



●●専用小論文講座を求めない方がいい2つ目の理由は、専門知識は自分で収集した方が時間もお金もかからずそしていい情報にたどりつけるからです。



多くの●●専用小論文講座というのは、その分野の知識をダラダラと講師が話す内容です。

少なくとも私は全く意味が無いと思いました。本で自分で読めば、100倍速いではないですか。



自分で調べて自分で処理して自分で思考する、そして表現して論文として自分の知見を発表する。

こういう過程を経る事ができない者が論文でいい評価を得る事はありません。

すべて講師にまで情報収集を任せようとしている時点で、競争率の高い試験や難関試験であれば、他の優秀な学生に大きく遅れをとっていると考えるべきでしょう。



全体の2割が専門知識による得点の部分で残りの8割が思考や表現の配点であるならば、この2割の為の労力は最小限にされるべきです。

そもそも専門知識を得ているかを試すのであれば小論文は必要ありません。空所補充問題を社会のようにつくり、出題すればいいのです。

答えが無い問題を解かせる、ロジカルに考えられるのか表現できるのか、非ロジカルに思考の広がりを見せることができるのか、それともできないのか、小論文の基本的な記述を勘違いしていないかどうか等、



総合的に多面的に評価する為に課すのが小論文試験です。

有名なパレートの法則の通り、問題を解決する為に必要な8割は専門知識以外のところにあります。



例を挙げましょう。

2009年度の慶應義塾大学、総合政策学部の問題は民主党と自民党のマニュフェストを総合的に評価して論述するものでした。



それでは、この問題は政治に関しての知識が無いと全く歯がたたないのかというと、そんな事は全くありません。

むしろ下手に政治に関して詳しい人間は点数を落とす可能性があります。



この問題は非常によく出来た良問で、その人の思考能力、とりわけメタ認知能力、俯瞰して全体を捉える能力、表現力、柔軟にしてロジカルな思考力を総合的に問うことができる問題になっています。



決して政治の知識を問うだけのものではなく、現実に対応できる問題解決能力を有する人材か

どうかを試す事ができるような問題になっています。政治の知識が評価されるのは全体の配点の内恐らくは1割から2割程度ではないかと思います。

つまり、政治の本など一冊も読んでいないけれども物理と数学が好きでたまらないという人が、

数学的な思考で問題を切り取り、数字で説明しても恐らくは大きく評価されうるということです。



それでは小論文の配点の内、8割を占めるであろうブラックボックスとなっている部分は何なのか?



それを鍛える為の講座が実質的には小論文の力を最も鍛えるのに適しているであろうという仮説の元に

制作したのが7日間プログラム(小論文標準編と上級編のセット)と5回添削セットです。



両方受講した子は、全国でTOP0.1%にまで力が伸びました。



医学部専用小論文

法学部専用小論文

文学部専用小論文

看護学科専用小論文

就職試験専用小論文



以上のようなものは全て求める必要はありません。

専門知識は専門知識、別に考えて効率よく学習しましょう。



以上が私の考えです。

参考にしてみてください。






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