記憶方法について、余裕の表情で俺は何もかも知り尽くしているという顔をする
人がいたら、その人は受験でもいい結果を残せないだろう
私だったら身を乗り出して、『何か具体的な例はありませんか? 』と聞く
あたりまえだ。
私の一生涯の研究テーマの一つだからだ。神でもあるまいし、知り尽くす事など
できるわけがない。だからこそ世界中で一番詳しい人を目指すべく一つでも多くの事例を
吸収したいのだ。
話しはそれたが、記憶効率とは、成績と合格を決めるもっとも重要な要素でありながら
軽んじられる。たいして重要な要素じゃないと思われているのだ。
こんなに世間で誤解がまかり通っているものも少ない。
保護者も教師も、塾や勉強時間についてはいろいろと言う事があっても
やっきになってこのような記憶方法に真剣に取り組んでいる人はなかなかいない。
『勉強少しはしなさい!』と怒るお母さんはいても、
『勉強なんてやるヒマがあったら記憶処理についてしっかり勉強しなさい!』
なんて子供を叱るお母さんは見たことがない。
でもココが重要なのだ
勉強なんてやらなくてもいい。いや、むしろ最初はやる必要がない。
きちんとこの記憶について学ぶべきなのである
もちろん勉強と言うと、試験だけが目的ではないだろうから
そういう場合は試験勉強と、何か漠然とした大切な勉強を分ける。
ごちゃまぜにする事がよくないと言っているのである
次へススム