【あとがき・・・のようなもの】

私は、勉強という崇高な行為に対して、敬意を払わず、情報処理と
して処理してしまえと言っているように思われるかもしれない。

しかしそれは誤解だ。

競争主義者でもない。競争主義でなければ、反競争主義でもない。
中庸だ。
競争を無くしても大人になれば競争はある。
日本だけで無くしても世界経済の影響が必ずある。
他の国の人は、明日家族が飢えで死ぬかもしれない、
病気でも薬を買えない・・・という貧困から逃れる為に必死に死にもの
ぐるいで勉強して、競争してくる。
頭脳立国を宣言したインドの学生は紙もペンも無く、
教室の壁が無い校舎でも、雨が降れば、かさをさして真剣に勉強をしている。


何かを求める勉強は分けて考えて大いにやればいいと思っている。
効率至上主義か?といえばそうでもない。

文章というのは、恐ろしいもので、伝えようとするものが別の形で伝わる事がしばしばある。

その為に多くの人に読まれた場合、反発する感情から批判が生まれる。

基本的には、このように効率を重視した手法を駆使する事によって、
本来のもっとも大切なことに時間を振り分ける事ができるように
という願いがあり、これが弊社のミッションだ。

もし、情報処理が十分にでき、考える能力が上がれば、
エネルギー資源、環境問題、貧困や飢餓の問題、こういった世界中の
問題から、日本が抱えている財政再建、高齢化、社会保障、年金問題
などの当面の問題にも対処できる人の数を結果として増やす事がきっとできる。

こういう理念があっての事だということをご理解いただきたい。


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