一番重要なポイントだと私が思っているのは、同じだけの金額をかけるので
あれば、大学進学後よりも
進学前に使うという事です。





この二つは同じ百万円でも全く価値が違うと言っても過言ではありません。

日本以外の国では、大学に進学しても親がお金を送り続けるような
国は世界どこを見回してもありません。
日本だけが甘やかし過ぎているのです。

自分で働き、学費を稼ぎながら勉強するのが当たり前です。

しかし日本の場合、親が大学進学費用を全額負担するケースが
多いので、4年間で4から5百万円も払っているのです。

こんなバカな話しはありません。
もちろん、ここでばかげていると言ったのは、モラルとしてばかげている
という意味だけで言ったのではありません。

お金の運用の仕方として間違っていると言っているのです。

理由は簡単です。
大学に入学した後のお金をせっせと払う事には何の疑問も感じないで
500万円も支払うのに、大学に入学するまでには、ケチり教育費を捻出
しないからです。

これは逆です。

希望している大学の学部を諦めて、夢をあきらめる方が本人にとってはるかに
大きな損失ではないでしょうか?

例えば法律を勉強したいと思っていて、国立の法学部に落ちたり、
将来医学の道を志したいと思って、医学部に落ちたり、
あこがれの大学の教授と一緒に学びたいと思っていても、
競争で負けて落ちてあきらめる・・・

こういう場合の方が本人にとって損失が大きいと私は考えます。


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