小論文の丸秘テクニックとは何か?

まずは、本に書いていなかったものから紹介したい。

それは、読み取りのテクニックである。
読み取り?
そんなもんが何の意味があんの?
読み取りなんて普通にやればいいんじゃないの?
とあなたは思うかもしれない。
しかし、これが非常に有効なのである。

私自身の経験から言えば、読み取りのテクニックはマークをつけるのが一番実践的だ。

そこで、私は自分で開発したマークを使っていた。
小論文用のマークは、筆者の主張の下を波線で引くもの

それから、感情がこもっている部分には、○印をつけた。
そして、文章のテーマとは関係が無くとも、キーワードには、グルグルと丸をつける。

設問にキーワードが埋め込まれている場合はそのキーワードを真っ黒になるくらい何十にも丸で囲む。
意識付けをする為だ。

これからこの文章を読む時にこのキーワードに関連する事を鋭く見抜く事ができる・・・
という暗示をかけてもいい。これをアファメーションと言う。


このような作業が済んだら、今度は、対立構造がある場合などは、その丸と丸を線で思いっきり結ぶ。
こうする事を続けていくと、問題文(課題文)が、どんどん幾何学模様のようになってくる事がある。

これが見た目が美しいのだ。


それからキーワードを、白紙の用紙に書き出す。
下書き用紙が必ず配られるのだが、この下書き用紙は、メモ書き用紙として使う。


キーワードをその用紙にどんどん落としながら、今度はその分野の知識をその紙にどんどん落としていく。

(ここからは本に書いた事だ)


そして、思いつくままに何の脈絡もない頭に浮かんだ全てのイメージと言葉をその紙に落としていく。
この作業をブレインダンプと言う。

こんな事をして何になるのか?


発想力が通常のメモ書きに比べると、比較にならないのである。
実はこの作業はこれで終わりではない。

このメモ用紙を見ながらさらに浮かんだ言葉を吐き出しきり、その後、再度関連するものを線で結んでいく。

マインドマップのようなものを即効で作るのである。
マインドマップを知らない人は、インターネットで調べると出てくる。
牛山の高速学習では、このマインドマップを日々の活動の為ではなく高速学習用に便宜的に使う。

ここまで済んだら、牛山式の小論文解法、モンイリケツを、下書き用紙に書き、その中にメモを
見ながら、メモを書き込んでいくのである。


これが大まかな、小論文の解法テクニックだ。
頭の使い方が従来の書き方と全く違うのを使えば実感できるはずだ。

このような方法を具体的に詳しく解説したのが、標準編と、上級編のDVD講座だ。
最先端のテクニックを駆使した、小論文解法を学び、理解し、その後に付属のCDで
時間をかけずに記憶できる。通学中に『聞くだけ』でOKという内容にしてある。


ここではアウトプットの技法を公開したが、インプットの技術は、速読となる事は言うまでも無い。


TOPへ