暗記速読とは、牛山が開発した試験専用の速読のことです。暗記に特化した速読です。開発などと言うと大げさなのですが、この暗記速読はIT技術を利用した速読でもありますので、このようにご説明するのが適切かもしれません。
暗記に特化した速読とは、文字通り覚える為の速読です。たくさん覚えるものがありすぎて、試験勉強がうまくいかない人や、合格できずに苦しんでいる人に使ってもらうための速読です。
※ 以下の文章は若い方には分かりにくいかもしれません。社会人向けの書籍です。
※ ただし、この暗記速読の講座は中学生から学んでいただける内容です。
===引用開始 機械的記憶法 牛山恭範著===
人間の理解とはそもそも何なのか?
人間の理解とは次のようなもののことです。
・ 区別のこと
・ 概念抽出
・ 構造認識
(中略)
難解な文章というのは、多くの場合、概念の抽出が難しいだけです。ところが理解というものはそもそもが区別や構造認識でもありますので、ここができれば難解なものは簡単になるのです。 英語や法律文章が難しいと感じるのも概念抽出ができないからです。ここを解決すればこれらの文章は簡単になります。
ちょっと例がないと分かりにくいと思いますので、どういうことかを具体例を交えて解説します。以下の文章は私が大前研一氏が学長を務めるビジネス・ブレークスルー大学大学院で学んでいるコーポレートファイナンスの教科書の文章です。(単位取得済み)
-------ここからコーポレートファイナンス引用----------------
価値保存の法則は、企業の発行する債権の構成にも適用される。長期債と短期債、担保付き債権と無担保社債、優先社債と劣後社債、転換社債と非転換社債といった選択は、すべての企業の総価値には影響を及ぼさないはずである。 資産を組み合わせたり或いは分割したりということは、投資家の選択に影響を与えない限り、企業価値に影響を与えない。資本構成が投資家の選択に影響を与えないことを示した際、暗黙のうちに会社と個人の双方が同じ無リスク金利で貸借ができることを仮定していた。この仮定が成立する限りは、個人は企業の資本構成の変更による影響を無効にしてしまうことが可能である。
------------------------ここまで---------------------------
(日経BP社 リチャード・ブリーリースチュワート・マイヤーズフランクリン・アレン著)545ページより引用
勉強していない人には大変分かりにくい内容だったと思います。その理由は大きく二つあります。1)単純に書かれている文言の意味や概念を知らない事。2)内容のイメージがや構造、結論が分かりにくい為です。結論を見てみましょう。
結論・・・資本構成は企業価値に無関係であり得る。
この文章は長々と述べられていますが、企業が準備する資本構成は、企業の価値とは無関係であり得ることを説明しているにすぎません。 次に、この文章の構造を見てみましょう。長々と文章を読めば、目が痛くなりそうですが、構造を抽出すると以下のようなシンプルな構造となっています。結論を左上に書き、構造を図式化すれば、ここに書いている内容を1秒~2秒で復習が可能です。
ここでご紹介したような図式化を簡単にできるクラウドのソフトウェア『構造ノート』を無料で使う事ができますので、ぜひ勉強にお役立てください。
===引用終了 機械的記憶法 牛山恭範著===
~暗記速読で可能になるのは、次のような事です~
1.法律試験対策をしている人が、なかなか覚えることができない法律試験の内容を記憶していきやすくなる。
2.ビジネスマンが、ビジネスに必要な様々な知識を記憶していき、頭が良くなる。
3.推論能力を強化して、いわゆる仮説思考と呼ばれる、状況判断能力を鍛える。
(ハーバードの研究結果で推論能力と関係記憶の関係性が明らかになっています。)
4.日本史や世界史などの暗記科目の内容で、理解を重視した内容を記憶する
※A=Bの関係を大量に記憶していく一問一答の内容ではありません。このようなA=Bの関係性を記憶していくものは、大量記憶
マニュアルDVD講座がオススメです。
クラウドの発達で、私たちの学習環境も劇的に変わりました。クラウドの特徴は、情報の共有です。あなたが一度作ったノートを、別のノートでも自由にいつでもどこでも開くことができるのが、新時代のIT環境の特徴です。
ただ単にこのITの技術を利用するのではなく、学習理論に合致した形でIT技術を利用する事で、あなたの学習をより効果的にしやすくなります。
無料で使う事ができるクラウドノート 構造ノート
~構造ノートとは?~
集団IQを高める為に、知見を広げ、推論能力(頭が良くなる能力)を強化することを目的として作られたクラウドソフトウェア。無料で利用することが可能。ロジカルシンキング、クリティカルシンキング等の思考方法を強化する講義を行った生徒から日本で全国10位以内続出。名門大学、最難関大学及び大学院に続々と合格者が出ています。
【構造ノートの特徴とメリット】
a. 速読の機能をつけているため、速読で知見を広げることが可能
b. 複数人で利用が可能→集団IQを高めることができる
c. 無料で誰もが利用できるため経済的な負担が無い
d. コーネルノートのように、型があるため、知見の拡大だけに特化した頭が良くなる専用ノートである点
e. アイフォン、アイパッドに対応しているため、外出先で利用が可能
f. 地理的な条件が無関係なデジタルノートであるため、世界の裏側にいてもアクセス可能
g. ウェブ上にノートを公開できる機能があるため、情報共有がボタン一発で可能
h. マインドマップやフィッシュボーンノートと違い、結論読みができる。
i. マインドマップやフィッシュボーンノートと違い、三角関係や四角関係の関係性を記述可能
無料で使う事ができるクラウドノート 構造議論チャート
2.構造議論チャート
~構造議論チャートとは?~
集団IQを高めるソフトウェア。情報収集した後に、それらの情報を整理し、論理的にまとめることで判断能力を強化することを目的としたソフトウェア。無料で利用することが可能。
【使用例】
【使用例2】
【構造議論チャートの特徴とメリット】
a. 反論ボタンがついているため、記載された内容に反論でき、議論の妥当性を簡単に評価できる
b. すべての関連する議論を一覧表示できるため、頭が一気に整理される
c. 論理の前提である3要素を網羅しているため、生産性のない無駄な議論から解放される
d. 論理の性質と原理に合致した機能を搭載しているため、あらゆる論理を扱う事ができる
e. 代替案を提案する機能があるために、単なる主張だけではなく、提案のロジックも検証可能。
f. FACTベースでMECEに、ロジカルシンキングを行うことができるように、データを整理可能
g. マイケルサンデル氏が唱えた価値観による判断も可能であるため妥当性の高い議論も可能
h. 議論の目的を確認することができ、そこに反論もできるので、詭弁で会議が振り回されない
i. 前提を追加することができるため、論理の前提を厳しくチェック可能。
j. メモ欄を実装しており、議論に関する資料、出所をを表記も可能
k. 無料で使う事ができるため、経済的な負担がかからない
l. アイフォン、アイパッドで使うことができるため、ノマドスタイルが可能
m. 従業員は家と会社を選ばず議論に参加できるため、生産性が向上
n. 議論をしてケンカにならないように、誰が書き込んだか分からず、人間関係改善に衛生要因強化に便利
o. 議論を公開する機能がついているため、さんざん議論した内容を論点を整理して人に意見を問う事も可能、論点や資料が整理されていない状態で人に質問する場合に比べてはるかに質が高い質問が可能(質問力の強化に役立つ。)
p. 代替案だけではなく、折衷案も提案が可能であるため、会議の意思決定がスムーズになる。
【ビジネスパーソンの政治経済問題についての利用事例】
上記の図を公開する機能があり、『公開する』のチェックボックスにチェックマークを入れると、ウェブサイトが自動で作成されます。以下のような公開サイトができあがり、このサイトのURLを友人に知らせることで、友人の知恵をクラウド上で借りる事も可能です。
公開された議論チャートには、友人が手直しを加えることも可能です。公開型のウィキペディアのような再編集機能があります。
1.カーソルを合わせると、反論するのボタンが現れるので、理由やデータがおかしい場合には、反論を誰でもすることが可能です。
2.完全にクラウドのソフトウェアですので、誰もがどこにいても、いつでも利用が可能です。
3.利用料無料です。
4.各理由やデータの信ぴょう性や各論点の目的、価値観、前提となる実際を精査していくことで、エイヤっで意思決定を行い、質の低い非論理的な結論を導くことを防ぎます。もれなく、重複なく、論理的に状況を把握し、ロジカルシンキングで、正しい選択、妥当性の高い選択、を行うことが可能です。
5.会議では、リスクを回避したい幹部と、リスクを取りたい経営者が意見で食い違うこともよくありますが、今の自社の現状で、何を重視すべきなのか(目的)それはなぜか?(理由)どのようなデータがあるのか?(データ)これらを総合的に見ることにより、賛否両論の論点が10個あっても20個あっても、構造的に全体を俯瞰する事が可能です。
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人間の認知の方法、アプローチに暗記専用の速読が可能な理由があります。統合理解モデルと言われる理解の方法で人は認知し、物事を理解していきます。こういう理解のアプローチと、脳科学的に分かっている人の記憶のメカニズムに合致した記憶の方法論を組み合わせることで、速読を利用することで、暗記の力を大きく引き上げる事が可能になります。
人がものを記憶していくことができるのは、脳の海馬と呼ばれる部位が、脳内に入ってきた情報を振り分けるためです。人間は高頻度で記憶する対象に接する必要があるのですが、そういうことが可能になる形と仕組みを用意してやれば、逆に言えば頭に入った記憶事項を、時間をかけずに記憶に残すことが可能なわけです。
今から約20年ほど前の事です。もともと、私はいわゆるマインドマップのような形のノート術を利用していました。ところが、私が書くマインドマップのようなノート術は少しマインドマップとは違いました。人はこのような私のノート術を見て、マインドマップもどきの出来損ないだと揶揄したものです。
しかし、本当はそうではありません。私が作っていたノートは、マインドマップもどきというよりも、記憶(暗記用)に最適化されたノートだったのです。高速で頭に情報をインプットし、記憶していく為のノートです。マインドマップは優れたノートの手法です。そのため私も教え子にオススメすることもありますし、拙著『クラウド知的仕事術』の中でもマインドマップというノートの手法を紹介しました。
このマインドマップというノートの方法論は、創造性を発揮するのに特化したノートです。ノート術には、フィッシュボーンノート(東京大学教授開発)などの、有名なノート術がありますが、フィッシュボーンノート術は、情報の重要性や方向性や論理関係を明示するのに特化した一覧性の高いノート術です。このように、ノート術には、その形態によって、ある特定の目的に最適化されたノートがたくさんあります。
これにも特化していてあれにも特化しており・・というように複数の目的に物事は最適化することはできません。そのため、目的別に最適化されたノート術があるとお考えください。
コーネルノートというノートをあなたはご存じでしょうか?このコーネルノートは、大学の講義内容を記録するのに特化したノートです。コーネルノートは、1時間程度の講義内容をまとめて、それぞれの内容に応じて(フォーマットにしたがって)記録していくことで講義受講後の学習効果を高めることに最適化されたノートです。
私が暗記速読で利用するのは、このコーネルノートと、マインドマップの中間のようなノートです。暗記に特化した暗記のための、ノートです。
私が提唱する暗記速読は、大きく二つのノートで可能になります。
1.リアルのノート(実際のキャンパスノートのようなノート)
2.構造ノートと呼ばれるクラウドのソフトウェア(利用料無料)※アイフォン、アイパッドで利用が可能。
上記の二つのノートで、暗記速読(速読を使って記憶量を増やすことを目的とした速読)は利用が可能です。
もう少し詳しくお話をします。私が拙著『機械的記憶法』にも書いたことなのですが、この暗記速読のノートは、関係記憶と呼ばれる記憶を強化するので、『頭が良くなるノート』になっています。具体的に換言すると、推論能力が高まるということです。
以上が、牛山が開発した暗記速読の概要になります。
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ディジシステム代表責任者
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