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最初はまったくうまくいきませんでした。職人に教わった注意点を守り、
続けているとこの刀の切れ味のするどさに気づき、この切れ味がまぎれもなく本物である事を理解しました。

そしてやはり同じように、試し切りを続けている内に、ある事に気づきました。

この刀でうまく切ろうとすると、どうしても剣を振る時の動作が大きくなってしまい、対戦をする時に大きなスキを作らなければならないという事に気づいたのです。

若者は職人の元に戻り、分からない点を質問しました。
すると職人は言いました。『刀を使おうとして刀に使われるから実戦で使えなくなるんじゃよ。ところで大きく体勢を崩してもいい時というのはどんな時かな?』

若者は職人に稽古をつけてもらうように頼みました。
すると若者の剣の腕は悪く、とても大会で優勝できるようなものではありませんでした。若者は言いました。
『もうボクには無理です』すると職人は言いました。
『今は無理でも来年は無理ではないな』若者は最初の教え以外の教えを職人から学びました。

多くの人は、職人にいい刀を求めました。

魔法のような刀を望んだのです。しかし本当に魔法の刀を得たのは、刀の目的を理解した者でした。刀が目的になった者は使いこなす事ができませんでしたが、刀の目的に必要なものをそろえた者は、刀を使いこなす事ができたのです。

そして次の年の大会で若者は優勝しました。


自動記憶勉強法 増補改訂版(エール出版社)よりP154ページ〜抜粋






突然ですが、あなたが最も尊敬する先生を3人挙げてください。

1番目
2番目
3番目


この質問の意味は後でお答えしましょう。
(この実験は一度しかできませんので必ず実行してから次のページへ進んでください。)












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