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そして赤ペンで直されたからといって、その人の考えが否定
されているわけでもない。
単に試験の点数が低い理由を教えられているだけだ。

小論文の点数は
意見のレベルや構成、文章そのものの表現力、発想力
思考レベル、設問に対する解答力などの総合的なものである。

多くの人は不合格になったときに泣くほどくやしがるのとは
対照的に、自分のレベルがどうかという事や、点数にあまり関心が
無い。まさしくそこが合格と不合格を決める部分であるにも
関わらずである。

本当のところはどうなのか?

私は多くの小論文を見てきているので一読するだけで点数が
すぐに分かる。そして、次のような事実を知っている。

同じ人が突然驚くほど高い点数を
取るということはまず無い。
点数が高い人は何度書いても高いし、点数が低い人は
指摘された点を改善しない限り、何度書いても点数が低い。
表面的に書き方を知るという事は、深く学ばない限り大きな
点数UPにはつながらないのである。
添削を繰り返し受けることなく最高レベルまで点数が上がる
ことはまずない。

文章の表現力がある人は何度書いても一定の表現力がある。
論理構成力がある人は何度書いてもロジカルな文章になる。
感性が優れている人は何度書いても大きなミスをしない。
深い思考ができる人は何度書いても一歩踏み込んだ考察を披露する。
題意把握ができる人は何度書いても題意を正確に見抜く。

これに対して、今のところ実力が養成できていない人は
当然ながら何度書いても同じレベルの点数に落ち着くことになる。
そうなるのが当然であると言えば当然だが、多くの場合自分の
点数が低いことは認識されていない。

不思議に思った私は、生徒に聞いてみる事にした。
その結果分かったのは次のような事である。
どうやら・・・

生物の授業や英語の授業のように対象を学べばOKと考えて
しまっているので、このように考えてしまうらしい。

勘違いしてはならない。
小論文は日本史のようなマニュアル暗記型科目ではなく
体育のような技術系の科目だ。


日本史を勉強するように、マニュアル暗記的に、
表面的に小論文を学ぶと多くの場合次の様になる。
とにかく4段落で書くという表面的なことしか学んで
いない人は一つの段落の論理構成がぐちゃぐちゃだったり、
単なる考察文になる。3段落構成でいいのに4段落構成に
したり、5段落は必要な内容で4段落にしたりする。
そして題意を無視していいか悪いかYES NO型で書いて
ほとんど点数が無くなってしまったりするのである。








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