これは 第一段落には●●を書きましょう。 第二段落には●●を書きましょう。 第三段落には●●を書きましょう。 ハイこれでOKです、という内容ではない。 このように 一般的な、表面をなでるような構成の教え方をさらりと学んだ場合、 ここの部分で必ず点数がガクっと落ちる為に、 5〜20点ほどの点数が落ちる。(感覚的なもの) ではこの5〜20点の点数というのは、がんばって受験勉強をして きた学生、とりわけ難関試験を受験する受験生にとってどれくらいの 価値がある点数だろうか? 英語に関して言えば、70点前後が合格ラインだったとしよう。 難関試験の英語であと5点から15点上げる為に必要な時間はどれ くらいだろうか?70点からの上積みの場合、難関試験で85点まで 持っていく時間は英語に関して言えばとてつもない膨大な 量の時間である。 最低500時間、多い場合は1500時間くらいになるだろう。 日本史はどうか? 難関試験で既に70点取れる学生がこれを85点にするには 問題集をあと3冊程度する必要があるかもしれない。 実際に早稲田の合格者はこれくらいを当たり前にやり、85点を 確保できている。 一日に7時間、30日で一冊終らせて、210時間、3ヶ月で630 時間が必要ではないだろうか? つまり、あと15点を伸ばすには、約600時間から1500時間 程度の時間が必要ではないのか?という事になる。 この推測がはずれていたとしても、大きく外れている事は無い だろう。 したがって、やはり最低でも数百時間の学習に匹敵するのが、この時期 からのプラス15点という事になる。 この点数は数値で表すと小さな数字にも見える。 ところが試験というのは、このわずかな点差が決定的に合否に 係わっている。 つまり、あと5点あれば・・あと10点あれば・・・という状態が、 かなり勉強をがんばったのに、難関大学に不合格になる生徒の状態 というわけだ。 構成を表面的に習った生徒の書く小論文は、第二段落目に 確かに・・・しかし・・・ となっている。それがいかにおかしな文章であっても合格と 程遠い内容になっていても、正解と真逆に書いていても、 おかまいなく、確かに・・・しかし・・・・ と書いているのである。 これが上記で説明した、爆弾の一つの例だ。 ■小論文の添削サービス 〜DVDで解説を聞いて高得点の解き方とポイントが分かる〜 記憶術、速読、英語など各種技術習得をサポートするディジシステム HOME |
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