このカード作りについてはいろいろな提案がなされている。
通常のカードの作り方の場合は、カードの表面に、問題、裏に答えという形でやっていたかもしれない。しかしこれでは丸暗記になってしまい、カードをいくら処理してもどんどん忘れてしまう。このような方法が通用するのはせいぜい1000〜多くても2000くらいだ。
さらに悪いのは、カードを作るのに膨大な時間がかかる上に、長い間覚えておく記憶として使う事ができない。
こういう状態は最悪だ。覚えても覚えてもどんどん忘れてしまう。
ではどうするか?
このように多くのものを正確に覚えるにはカードは使ってはならない。
処理するスピードが、制限されてしまうからだ。
ノートや、速く聞くという方法を取り入れる必要がある。
覚えていないところを覚える?
全部やる?
基本的に学習というのは、覚えていない所だけを復習するのではなく、まんべんなく全てを学習しなければならない。そうしなければ大量の事を正確にきちんと覚えておく事が不可能だからだ。
しかし、だからといって、覚えているところばかりに時間を使っても多くの時間を損する事になる。
そこで出てくるのがカードだ。カードは増やしすぎてはいけない。
あまりにも覚える対象が多すぎる場合には、全体を繰り返す量を増やして、
カードの量を減らすというアプローチが大切だ。
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