講師によってスピードが違うかもしれないが、そこまで何倍も違わ
ない。せいぜい1.2倍とかそんなところだ。
そもそも講師の力量は深い理解を与える事で評価されるべきである
。自分の専門分野を逸脱して何十人の生徒に
同時にあれこれすれば、授業の質が落ちるだろう。
という事は、講師の質は成績と合格には影響しにくいということになる。
ポイントである記憶効率にはあまり関係がないからだ。
ここでも差がつきにくい。
それどころか、大切な事は、講義というのは時間あたりの記憶効率
は最低だということである。
つまり、たっぷりお金をかけて塾に行けば行くほど差がつくどころ
か、差がつけられているという事実を認識する必要がある。
多くの場合、世間では勉強時間を増やして、かつ、塾に行かせる事が成績と合格を決める
と思われていたが、論理的に考えてそれが間違いだと分かるだろう。
この二つは差がつきにくいからである。
他の人と条件がほぼ同じなのである。
もちろん何もしないで遊ぶよりはましだが、あれこれやっても
壁を超えられない理由がこれなのだ。
差をつける事が目的なのに、差がつかないことをやっていたのである。
ポイントが記憶効率にあるのに、そのポイントをはずれて他の事をやっていたのだ。
では差がもっともつくのはどこか?
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