数学などは場合によっては、理解の度合いが重要な場合もある。
これは理解型の科目だ。

私は先生の話が意味の無いものだと言って全否定しているわけではない事をもう一度確認しておく。
メリットとデメリットがあると言っているだけである。

そして目的を達成する為には、学校の授業はともかく、塾の授業は量をコントロールして
メリットを最大化する必要がある。

ちなみに私は塾にはひとつも行っていなかった。
子供の頃にそろばんに行っていただけで、学校の科目は一度も教えてもらったことがない。
学校の授業だけだった。


私が受験した慶應のSFCという2つの学部は、海外留学した帰国子女に人気の学部だ。

『海外で10年ぐらい生活していました』なんていう、連中と英語で勝負しなければならない。
東大と併願なんてのはざらである。
つまりエリート教育をたっぷり幼稚園お受験の時代から受けてきたような人との勝負ということだ。
私は塾なんて一つも行った事がない田舎の貧乏イモ学生。
しかし、効率を引き上げる事で、ダブル合格だった。
両方ともほぼ満点だったと思っている。
じゃあ相当勉強をがんばったんだね?と思うかもしれないが、がんばったのは
最後の一ヶ月だけで、後はそんなにがんばっていない。

慶應大学というと3年間みっちり勉強して落ちる人も多いにも関わらず、
半年ぐらいしか勉強していなかったのである。

SFCというと、ほとんどが片方しか受からないと言われるのに両方合格だった。
自慢ではない。どれだけ効率が重要かという事を知ってほしいのである。

私の場合、勉強期間は短くとも、記憶効率には敏感だった。
たとえばフラッシュカードと言えば受験には必ず必要と言われるが私は
ほんの少ししか使わなかった。
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