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●泣き崩れる東大受験者と安心する多くの保護者

あるテレビ番組で、東大を芸人が受験するという企画のものがありました。
結果は不合格。

ほんの少しの点数が足りない為に、残念ながら不合格でした。
涙を流して、一目をはばからずに泣く。
長年の勉強が実を結ばなかった。この時の落ち込みは何ヶ月も
続き、多くの場合一生のトラウマになります。

なぜこんな事を紹介するかと言えば、それは少しでも早い時期に
スタートする事が重要だからです。

多くの人はまだ大丈夫。今は塾に行っているから大丈夫。
このように考えます。
しかし、大丈夫か大丈夫でないかの基準はたった
一つ、ゴールまでの距離。これだけです。

塾に行くから、家庭教師をつけるから、これは直接は関係ありません。

勉強は時間で計測する事にはほとんど意味がありません。
量だけで判断されるべきです。例えば、大学受験の日本史ならば、
難関校や医学部を狙うなら、最低4000項目必要です。
これは有名な問題集の問題集一冊の数です。
多くの難関大学受験者は、これを最低3冊は繰り返し暗記して、
完璧にしています。

もうお気づきかと思いますが、これは暴露話です。
ここまで具体的に書いてある本を私はほとんど見た事がありません。
勉強術という名は名ばかりで、重要な核心には触れられておらず、いかに
著者が切れ者ですばらしいかについて書かれています。
しかし、アドバイスを求める人にとってみればそんな事はどうでもいい。
これが現実です。

私が困るのは一ヶ月前に助けてほしいと頼まれる事です。
一年の余裕があるだけでも圧倒的に有利な条件を手に入れる事ができる
のです。

地面によつんばいになって泣き続ける・・・こういう状態を避けるたった
一つの手段は今すぐに情報を集め始めるという事です。


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□プロフィール 牛山 恭範
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