就職対策の小論文も大学受験の小論文の延長です。
ただ、私が今まで直接お話などをしてきたところ、多くのビジネスマンの方は次のように考えられています。
●就職の際にビジネスマンとして重要な資質を問われるのだから、自分がいかにビジネスマンとして有能であるかを分かってもらうかがカギだ!
●そして、自分の書く文章は、ビジネスマンという視点から見た場合決して点数が低くない!評価はされない。
●自分の評価は自分でする!
●模擬試験での成績など目安にならない!
現実にはどうかと言いますと・・・
(ここから先は現実を直視する勇気のある方だけが見てください。私はあなたに失礼になるかもしれないことを言いたくありませんが、損をするのを放っておくのも本意ではありません。いいや、教えて欲しいという場合はスクロールさせてください。)
まず、一番最初に、ビジネスの世界で、求められる力に弊社の小論文指導(ロジカルシンキング等)が役立ったケースの事例を紹介します。
BBT大学は、その選考基準が、明確にビジネスの分野で役立つ人材かどうかです。グループディスカッションや小論文試験と言ってもそれはビジネスマンとして優秀かどうかという基準で選ぶ為の試験です。
当社はBBT大学合格者もいます。これを踏まえて下記をお読みください。
●大学受験とビジネスマンの資質を問う試験の垣根が私学に関してはほぼ無くなっている。→大学受験の段階で即戦力になる人材を採用しており、TOEICよりも慶應SFCの試験の方が難易度も高い。
実学を標榜する慶應大学はシャレで言っているのではなく、産学官の連携を日本のTOP上場企業と提携することを現在進行形で行い、入試でもその基準で選んでいる。
●現実にはビジネス用小論文というものはない。ビジネスマンとしての有能さという基準は確かに大学受験やその他大学院受験の評価基準とは違うかもしれないが、だからといって、文章を書かせてそれが推測できないということにはならない。だからこそ文章の試験が用意されている。
●文章は一般的には評価できないと思われているが実は評価できる。世界に一つの花があり、みんなそれぞれ素晴らしいという事と、分析力などの有能さを評価できるかどうかという事は別の問題であり、同時に論じられるべき問題ではない。
●模擬試験は唯一といってもいい客観的な小論文の品質に言及できるデータ。合格実績などは資金力によってどうにでもなる為に、品質との相関関係を論じる場合は10年単位の分析が必要。(ビジネスマンであって大学受験生でない場合は特にここには敏感にならなければならない。世論の形成過程など、情報発信の有り方と市場への影響力についての考察は慶應SFCの過去問題でも過去に出題されている。)
という風になっています。
ところで・・・
ビジネスの世界で最も通用するかどうかを試すのにいい小論文試験があるとすれば、それは恐らく慶應大学SFC(環境情報学部)の試験ではないかと思います。
実質的なプレゼン能力、発想力、フェルミ推定、メタ認知能力などを試し、かつ、ロジック形成の判断能力などを総合的に試す試験です。もうほとんど大人が就職する際に受ける小論文試験と趣旨や求められる能力は変らないと言っていいでしょう。
たいていお問合せいただいていて、多くの人が主張するのは、大学受験の小論文とは評価基準が違うのだから、あなたなんかに私の力や文章を評価できないでしょう?
というものです。
これは私も添削をする前はそうだと思っていましたが、現実には全く逆です。
明確すぎるほどに添削可能で、点数づけが可能なのです。
多くの年代の方の文章を添削する中で達した結論です。なぜなのか最初は私も分かりませんでした。
どうやら以下のような事情になっているようなのです。
文章の力は多面的に評価されるものです。部分的にではないので、その多面的に減点されていく一つ一つについてしっかりと対策を練る事が実は現実的に点数を上げる秘訣なのです。
ところが多くの人は、多面的なものだという前提をあまり直視せず、一元的にビジネス文章力という評価基準で論じます。ここが前提の勘違いです。
以下に私が書く事は、ちょっときつい言い方になっていますし、耳に痛い内容になっているかと思いますが、さらに現実を直視したい方だけがお読みください。希望される場合は下にスクロールしてください。私は望む人にしか言いたくありません。多くのビジネスマンや、就職希望者が抱えている問題点を書いています。
(きつい言い方をしない人は小論文指導には向いていません。大変よく書けています。素晴らしいとだけ言っていてもなんの成長にもならないのです。)
就職対策の小論文を私が添削していて、一番感じるのは、多くの文章が作文調になっている事です。
作文風ではなく、小論文風にしなければなりません。
そんな事はないと思った方はビジネスブレイクスルー大学院大学をお薦めします。
大前先生はこんな生易しいアドバイスは一切しないでしょう。どういう根拠からそのような意見を言うのか!とFACT中心の徹底したロジカルシンキングを求めるかと思います。(日本のマッキンゼーを背負っていた人ですのでその徹底ぶりは度肝を抜きます。)
小論文風でなければならない理由は、就職では、面接の場合もそうですが、人事担当者はあなたが優秀かどうかを判断する為に小論文を用意しているからです。
もしもヒューマンスキルだけを見るのであれば、面接だけでいいのです。
わざわざ経営者が小論文が必要と考えている理由は、モノを考えるレベルが低すぎるとか、自分の考えをまとめる事ができない人間を採用したくない為です。
そういう意図がある事を踏まえて書かなければなりません。
つまり、大学受験の時に大学側が考えていた意図と、就職の試験での小論文はほぼ趣旨の面で実はほぼ同じという事です。
このような状況をふまえて、多くの就職希望者の抱えている小論文に対する問題点は、法科大学院の受験生と同じです。
小論文を書く基礎ができていないという事です。
つまり、点数をつけた場合に非常に低いという事です。まだまだ実力が上がります。ワンランク、2ランク上の希望先に就職する事も不可能ではないかもしれません。
そうは言っても、多くの大卒の人が書く小論文がどれくらいの位置にあるのかについての大雑把な目安を確認したい人もいるかと思いますので参考までにデータをご紹介しますと・・・
私が今まで見た中では以下の動画でご紹介している中村君を上回る就職希望の方は一人もいませんでした。
彼は19歳ですが、一点も減点できない鉄壁の構成と題意把握の文章を書くことができる状態に成長しています。
文章は多面的なものですから、仮にビジネスの力を推定する部分が全体の4分の1の配点であったとしましょう。
つまり100点満点中で25点だったとして、仮に私牛山がビジネスのプレゼンなどの文章を見る力がゼロで何もいえなかったと仮定して、それでも点数は75点の約半分、37、5点ぐらいが平均です。これに自分はビジネス文章に自信がある!という方は、満点の25点を足しましょう。62,5点です。満点だとしてという事ですから5点引きましょう。57、5点が平均的なビジネスマンの得点と推定できます。
つまり、全体の80パーセントから90パーセントの人は、この部分の対策をする事で点数を伸ばす事ができるという事です。
ところが多くの人はビジネス能力なんだから決して評価などできないと全体の25%がすべてなんだと一元的に論じようとします。文章は多面的なものです。私が今まで見てきて、経験から、残り75点の部分を大きく底上げ可能だと感じなかったビジネスマンは一人もいませんでした。
ここで最後に気になることがあるかと思います。
残りの25%についてはどうなのか?
という疑問です。
つまり、ビジネス専用文章講座であるとか、完全就職文章講座、MBA選抜試験対策講座というものがあり、この25%を極めて効率よく引き上げる専用の講座があるかもしれない・・・
という疑問ですね。
実は既にこの疑問には上記でお答えしています。
私は野球の球団を持っているような上場企業の上層部の方の文章も添削をしたことがありますが、今の大学受験、とりわけ慶應大学の総合政策学部と環境情報学部については、ビジネスマンの論文試験と何も変らない、むしろ環境情報学部については、まさしくそのものというくらいに、大学受験とビジネスマン向けの試験の垣根が無くなっているのです。
つまり、この学部にガンガン合格者を出している弊社は、実質的にビジネス専用文章講座を販売して実績を出しているのと同じだという事です。
もしかするとビジネス文章専用講座があったらビジネス文章が上がる!
それだったらバラ色のようにこの25%の部分の点数が引き上げられるか・・・というと、それはまずありません。
ビジネスマンであればそのネーミングの裏にあるマーケティング戦略を見抜く目が必要です。
基本的に商品内容は全く同じで、ネーミングを変えるだけで、成約率を上げて、販売コストを下げるというのが、多くの企業が取る販売手法です。企業サイドは制作コストを下げたいというのが本音です。
それにマンマと騙されるようではビジネスマンとしてまずいという事です。
大学受験に関して言えば、医学部対策小論文だとか、人文系小論文講座だとか、そういう事ですね。
>ただ、あなたが感じているように、医学部向けの専用の情報は図書館で得る方がはるかに意味があるという事です。
この専門分野の知識を本から得るという最も基本的な事をおろそかにしたいという希望がある人をカモにしているのが受験業界なのです。
それをやりたくないから私は医学部専用小論文など設けていません。
そもそもこういう講座には意味が無いんですね。
なぜか?
講師の話をダラダラ聞く時間があったら、速読で書物を5冊読めるからです。
時間当たりの知識の蓄積数が比較になりません。
従って私が長年一貫して主張しているように専門分野の知識は書籍で得て、本質的な部分から上位のテクニック的な事は、授業で教えてもらうというのが最も短期間で実力を引き上げる方法です。
このような前提がある為に、就職や転職を希望の方は
小論文の実力を今すぐつけたい人はこちらの7日間プログラムが採用を論点とした場合お薦めです。
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