こんにちは。
牛山です。
まとめるという問題でした。
さっそくですが、解答例を見てみましょう。
問題1の解答例
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資料1と資料2の学説の違いは、中国社会の変化についての重要因子についての
見解にある。資料1の学説では、中国の社会変化は主に西洋の文明の影響による
ものであると解釈している。資料1では、西洋の多様性を認めつつも、西洋が
19.20世紀の世界において、技術その他の母国であった事実は動かし得ないと
の立場を取り、西洋の影響力を高く評価している。
一方で、資料2の学説では、中国の社会変化は、西洋文明に対し、受動的、
反応的なものではなく、西洋に無関係な事象によっても起こっていると主張を展開する。
具体的には、資料2は中国社会の変化について、「西洋の挑戦に対する中国の反応」
であると問題を単純化せず、思想、文化、心理的次元で問題を捉えるに留まらず、
社会的、政治的、経済的次元の検討を慎重に行うものになっている。換言すれば、
資料2は社会変化の因子を精緻な枠組みで捉えようとしていると表現できる。
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これがないと話が進まなくなってしまいますので、今回は解答例を掲載しました。
さて、
今年は特に速く読むことができなければ厳しい問題が出題でしたね。
慶應SFC受験生は、その意味で文章を素早く読むことができる力を養成する
ことを私はオススメしています。
それでは、設問2の方を見ていきましょう。
問題はと言いますと、どのような違いがあるのかを説明して、その後に、なぜ
そのような違いが生まれたのかを解説してくださいというもの。
ポイントは、問1の解答を踏まえて解説することを求められている点です。
ここでピーンとくる必要があります。
漠然と今回の資料を読んでも、なかなかポイントを見抜くことはできませんよ。
漠然と読むのではなく、何がポイントになっているのかを考えながら読んでいく
ことが大切です。
私も、最初に問題を見た瞬間は正直、(なんだこれ?)と思ったのですが、
クイズのようなもので、分かると大変面白く問題が組まれているのが分かります。
さて、それでは、資料3と4の違いについて、詳しく見ていきましょう。
アヘン戦争への経緯
【資料3】
・原因:イギリスは輸入超過に苦しんでいた。
・結果:清国のアヘン吸引の習慣に目をつけて、三角貿易を案出した。
資料3で行われている解釈
したたかに、清が行動を起こしたという解釈になっていますね。【資料4】・原因
(1)この時期に銀の世界市場への供給量が減少した。
(2)イギリスでは紅茶を飲む習慣が一般化し、中国茶の需要が高まっていた。・結果:イギリスは、銀を支払わず、貿易赤字を補てんする方法を考案した。
資料4で行われている解釈
原因を1と2に分けて、イギリスが行動を起こしたという解釈に
なっていますね。
どこが違う?(考えてみよう)
さて、ここで一度立ち止まって考えてみましょう。
資料3:したたかにイギリスはアヘンに目をつけて考案した。
資料4:(1)と(2)の状況からイギリスは考案した。
同じように三角貿易を案出したという結果に対する
『経緯や原因』についての解釈が違います。
☆彡POINT
『経緯や原因』についての解釈が違う。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
それでは、引き続き別のポイントを見ていきましょう。
アヘン戦争の発端
【資料3】
・原因(経緯):イギリスは武力で自由貿易を清に対して認めさせようとした。
・結果:アヘン戦争の勃発
資料3で行われている解釈
イギリスはかなりの程度悪役として、解釈されていますね。
【資料4】
・原因(経緯):麻薬の為の戦争に対する議会での反対論もあった。
しかし、武力による自由貿易の拡大を正義とみなした。
・結果:アヘン戦争の勃発
資料4で行われている解釈
しかしながら、当時の時代における正義の解釈から、開戦に踏み切った
と解釈されています。このあたりは、当時の時代背景(植民地化や領土拡大が、行われて
いた)における正義の解釈になりますので、今の時代の正義について
の感覚から言えば、当然に許されない行為だと言えますが、
今回の問題で問われているのは、正義の解釈論ではなく、
資料3と資料4の違いです。極度に単純化すれば、資料3ではイギリスは悪役、資料4では
イギリスは悪役ではないと言えるかもしれません。このような「悪役」等の表現は、当然適切なものではないのですが、
メルマガの読者の皆さんに分かりやすい記述にしていますので、
ご容赦ください。少し堅苦しく言えば、
資料3はバイアスがかかっており、資料4は、極力バイアスを取り除き、
事実を記載するように教科書の製作サイドが尽力していると言えるでしょう。
どこが違う?(考えてみよう)
さて、ここで一度立ち止まって考えてみましょう。
資料3:イギリスは武力で認めさせようとした。
資料4:国内で反論もあったが武力行使を正義とみなした。
程度の問題がすっきりと抜けていると言えるかもしれませんね。
程度の問題や、事実の経緯が抜けることにより、資料3では
より一層、イギリスが悪い印象が強まっています。
少し見方を変えれば、資料3は解釈を書いているのに対して、
資料4は、事実を書くように努めていますね。
☆彡POINT2
『解釈』を書いている資料3に対し、資料4は『事実』を書くように努めている。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
それでは、引き続き、次を見ていきましょう。
日清戦争の発端
・原因(経緯):東学党の乱が原因で、日清両国は出兵して衝突する
事態に発展した。
・結果:日清戦争
資料3で行われている解釈
原因に対する考察課程があいまいに記述されています。
東学党の乱はあくまでも間接的な事件であるにも関わらず、あたかも
それが原因であるかのように記述されています。【資料4】
・原因(経緯)
(1)東学党の乱が契機となり、日清両国は鎮圧のために出兵した。
(2)両軍の到着時には乱は収束しており、朝鮮政府は撤兵を求めた。
(3)しかし、日清両軍は撤兵せず、日本は武力を背景にして朝鮮に
政治改革案を示して受諾するように求めて対立した。
(4)この結果、日清両国が開戦する事態となった。・結果:日清戦争
資料4で行われている解釈
事実に基づいて解釈が行われているのですが、その考察課程に
ある事実の量が、資料3よりも、資料4の方が多くなっています。このあたり、拙著『小論文の教科書』を読んでいた人は、
事実から考察するFACTベースの思考について、練習していたと
思いますので、それなりにやりやすかったのではないかと思います。~読んでいた人へ~いじめ問題について、細かくFACTベースで物事を見ていき、
考察する問題がありましたね。あの時の解答例の作成プロセスを思い出してみてほしいんです。
なぜ違いが生まれているのか?
なぜ上記のような違いが生まれたのかについては、
事実を細かくみていくかどうかで、違いが生まれていると考えても
いいかもしれませんね。
答え方はいろいろとあります。
因果関係を細かく把握していると表現することもできますし、
バイアスがかかっているかどうかだと表現することも可能です。
いずれにせよ、このような視点を持つことができたかどうかが
今回の問題では重要になってきます。
今回の問題は、いつもそうなのですが、渋いですね。
私は個人的にこういう問題は好きです。
☆彡POINT3
・資料3よりも、資料4の方が事実の量が多い。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
このあたり、「小論文の教科書」を読んでいた人は、事実と解釈を
分けましょうと、丁寧に書いておいたので、対応しやすかったのでは
ないかと思います。
正確に論考する際に、もっとも気を付けなければならないのは、
いつも言っていることですが、FACTベースで物事を見ていく
ことです。
論理思考の基本中の基本ですので、この問題は、大変小論文の
勉強にもなりますね。
さて、解答についてですが、ここまでに見てきたようなことを
きれいにまとめればOKということになります。
みなさん、うまくできたでしょうか。
ご注意:SFCに合格するために必要なスキルについて
思った人も、もしかするといるかもしれませんが、ほとんど
関係ありません。今回の問題ではありませんが、《因果関係を細かく見ていくこと》
が大切です。知識がある⇒問題文が分かり、点数が取れる。これは、極めて雑な思考過程ですね。因果関係を細かく見ていく
ことが大切です。今回の問題の点数のポイントは、(1)出題意図をきちんと把握できたか
(2)問1の問題をきちんと踏まえることができたか
(3)因果関係の記述の精緻さの違いであることを見抜けたかどうか
(4)違いが生まれた原因についてきちんと言語化できたかどうか
このような点になります。
これらの点をしっかりと抑えるために必要な力とは何でしょうか?
(a)洞察力・分析力
(b)思考力(問1との関連性を見抜く)
(c)速読力
(d)FACTベース思考についてのスキルレベル
(e)ゼロベース思考についてのスキルレベル
(f)ロジカルシンキングについてのスキルレベル
(g)表現力
並べてみると・・・(必要な能力の整理を試みます。)
(a)洞察力・分析力
(c)速読力(2)問1の問題をきちんと踏まえることができたか
(b)思考力(問1との関連性を見抜く)(3)因果関係の記述の精緻さの違いであることを見抜けたかどうか
(d)FACTベース思考についてのスキルレベル
(e)ゼロベース思考についてのスキルレベル
(f)ロジカルシンキングについてのスキルレベル(4)違いが生まれた原因についてきちんと言語化できたかどうか
(g)表現力概ねこのようになっているでしょう。(1)を満たすのに、
知識があると、役立つこともある、という形になっています。従って、世界史の知識があるにこしたことはありません。
しかし、一方で、世界史の選択者でも、今回の問題に苦しんだ人は
多かったと思います。世界史の知識がありさえすれば、それで
解くことができる問題ではないということです。
問3について
この問3は、問1や2とつながっていると考えてもOKです。
精緻に因果関係を考察することで、どのように改善を行うことが
できるモノがあるのかを考察させる問題に(も)なっていますね。
言い換えれば、ここまでの問1や問2のように、因果関係が
ある程度見抜くことができれば、改善案を出しやすいですよね?
ということかもしれませんね。
そんなことも考えながら、問題を解いていけば、さりげなーく
加点ポイントを満たしながら答案を構成していくということも
やりやすくなります。←これはチョット上級テクニックです。
この問3では、自由な発想やプレゼンテーションのスキルが、高得点
への道ですよ!
こうやって考えると、必要な能力やスキルが多いことに気づくと
思います。これが慶應SFCの一つの特徴なんですが、ほとんど
言及されることはありません。発想力と、プレゼンのスキルを
加えて、今回の問題1~3で、あるにこしたことはないスキルや
能力をもう一度まとめて列挙してみます。
(a)洞察力・分析力
(b)思考力(問1との関連性を見抜く)
(c)速読力
(d)FACTベース思考についてのスキルレベル
(e)ゼロベース思考についてのスキルレベル
(f)ロジカルシンキングについてのスキルレベル
(g)表現力
(h)発想力(クリエイティブシンキング)
(i)プレゼンテーション
このようになります。ズラズラと並べると、チョット嫌だなぁ・・と
感じてしまうかもしれませんが、いろいろと力を伸ばすという意味で、
ワクワクしてもらえるといいなと思います。
ご注意2
ありません。しかし、慶應SFCは今回のような問題になっているので、
例えば思いついて考えるタイプの問題は、なんとかなるという
言説もありますね。基本的に上記のような言説というのは、体験談か、根拠がないものです。※仮に『解釈説』とこれらの言説を呼ぶとします。体験談というのは、サンプル数1ということです。
言い換えれば、結果論です。
場合によっては、後から理由をつけているだけということもあります。
このことを「フランクリンの言い訳」などとも言うそうですが。。『解釈説』は多くのケースで、気持ちが大きくなっている時に
生まれます。そのことを覚えておけば、今回の問題の「事実と解釈」の
見極めではありませんが、あなたの考える力は増します。
したがって、『解釈説』には、肝心かなめの【再現性】がありません。
そういうこともあるかもしれないし、そういうことがないかもしれない
のです。
ラッキーはあまりあてにはなりません。
『解釈説』の合格理論についても、
今回の問題のように、複数の事実に基づいて判断を加えていくことが
大切です。
実態がどうなっているのか?何が事実なのか、ということに
ついての精緻な思考が無くなっていくと、あなたは合格しにくくなって
しまいます。
基本的に何もせずに合格している人は、相当センスがいい人です。
受験生全体の10%程度は、大変センスがいいと表現せざるをえない人がいます。
近い内にもう少し詳しい内容を図解でご説明します。
SFCで学びたいっ!と思っている人は、理工系へ進みたい人なども
いると思うんですが、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いた人
-
・慶應義塾大学合格請負人
・スキルアップコンサルタント
・専門家集団Allaboutスキルアップの担当ガイド
・株式会社ディジシステム 代表取締役
・ヤフー(Yahoo)知恵袋 専門家回答者
・慶應大学進学専門塾『慶應クラス』主催者
慶應大学に確実かつ短期間で合格させる慶應義塾大学合格請負人。慶應義塾大学合格の要である、小論文と英語の成績を専門家として引き上げる為、理系を除く全学部への合格支援実績がある。(学部レベルだけに留まらず、慶應大学法科大学院へ合格に導く実績もある。)短期間で人を成長させる為の知見を活かし、教え子の小論文の成績を続々と全国10以内(TOP0,1%以内も存在する)に引き上げる事に成功。12月時点で2つの模試でE判定の生徒を2ヵ月後の本試験で慶應大合格に導く実績もある。技術習得の専門家として活動する為、英語力の引き上げを得意としており、予備校を1日も利用させずにお金をかけず、短期間で英語の偏差値を70以上にして、帰国子女以上の点数を取らせるなどの実績が多い。慶應大学合格支援実績多数。自分自身も技術習得の理論を応用した独自の学習法で、数万項目の記憶を頭に作り、慶應大学SFCにダブル合格する。(その手法の一部は自動記憶勉強法として出版)同大学在学中に起業し、現在株式会社ディジシステム代表取締役。より高い次元の小論文指導、小論文添削サービスを提供する為にも、世界最高の頭脳集団マッキンゼーアンドカンパニーの元日本、アジアTOP(日本支社長、アジア太平洋局長、日本支社会長)であった大前研一学長について師事を受ける。ビジネスブレークスルー大学大学院(Kenichi Ohmae Graduate School of Business)経営管理研究科修士課程修了。(MBA)スキルアップの知見を用いることで、牛山自身の能力が低いにも関わらず、同大学院において、『東大卒、東京大学医学部卒、京都大学卒、東大大学院卒(博士課程)、最難関国立大学卒、公認会計士、医師(旧帝大卒)、大学講師等エリートが多数在籍するクラス』(平均年齢35歳程度)において成績優秀者となる。個人の能力とは無関係に「思考・判断力」「多くの記憶作り」等で結果を出すことができるスキルアップコンサルタントとしてマスコミに注目される。(読売新聞・京都放送など)他の「もともと能力が高い高学歴な学習支援者」と違い、短期間(半年から1年)で、クライアントを成長させることが特徴。慶應合格のためのお得情報提供(出る、出た、出そう)ではなく、学力増加の原理と仕組みから根本的に対策を行う活動で奮闘中。現在、東京工業大学大学院博士後期課程在学。
【慶應進学支援に関する実績】
・慶應SFCダブル合格者6年連続輩出。(記録更新中)
・慶應大学3学部合格者ほぼ毎年輩出。
・慶應SFC総合政策学部全国模試小論文1位輩出。
・慶應SFC環境情報学部全国模試小論文1位輩出。(偏差値85以上)
・英語全国1位(2度)輩出、現代文全国1位輩出。
・慶應大学の小論文を1万点以上添削した経験あり。
・慶應関連書籍出版数日本一。 約30冊 (自社調べ)
・慶應関連メディア掲載数日本一。(自社調べ)
・三田の学部でも小論文全国1位輩出。(偏差値87.9)
・慶應4学部合格者(法・経・総・環)2年連続輩出。
【自分自身の論文テストに関する実績】
・自分自身も慶應SFC一発ダブル合格。(総・環)
・大学院在学中に、東大卒、東大院卒、東大医学部卒、東大博士課程修了者、京大卒、旧帝大卒の医師、国立大学出身の医師、ソウル大学卒業者などが在籍するクラスで成績優秀者になる。
・「問題発見」チームワークにて、最優秀チームに選ばれる。
・東工大博士課程在学。(長崎大学博士課程小論文試験において、約2時間で,約6000字書く試験で完答し、約9割の点数取得で合格。)
【出版書籍】
1.「自動記憶勉強法」(単著:2007年12月)
機材を用いたユニークな記憶方法について記述。同書は、その後、読売新聞記者の取材を受け、読売新聞全国版にて、8回連載される。(新聞記事あり。)
2.「小論文技術習得講義」(単著:2008年2月)
小論文の書き方、思考方法等を記載。意思決定方法、発想法などについて、感性を重視したアプローチを紹介。
3.「自動記憶勉強法 増補改訂版」(単著:2009年3月)
上記書籍改訂版。新しく章を書き直す。
4.~なぜ人は情報を集めて失敗するのか?~「目標達成論」(単著:2009年7月)
人の成長が起こる仕組みを3つの要素から説明することを試み、成長の原理を説いた書籍。
5.「小論文技術習得講義 増補改訂版」(単著:2009年11月)
小論文の書き方、思考方法等を記載。意思決定方法、発想法などについて、感性を重視したアプローチを紹介。
6.「自動記憶勉強法 改定3版」(単著:2011年4月)
上記書籍改訂版。新しく章を書き直す。
7.「勉強法最強化PROJECT」(共著:2011年6月)
学習本:弁護士・医師との共著。効果的な学習方法を戦略的に設計するための方法論を記載。同時に文系と理系の王道となる学習アプローチを記載。
8.「慶應大学絶対合格法」(単著:2011年9月)
慶應義塾大学に合格するための学習戦略を記載。心理学、言語学の研究結果等を踏まえ、効果的に学習を進めるアプローチを記載した。併願による合格確率を数学の独立施行の定理により確率計算し、理論上の合格率99%を実現するための考え方を紹介した。同書は、インターネットメディア「プレジデントファミリークラブ」で紹介される。その他、京都放送「ぽじぽじたまご」等のTV番組で紹介される。
9.~なぜ人は情報を集めて失敗するのか?~「目標達成論」 改定新版(単著:2011年11月)
人の成長が起こる仕組みを3つの要素から説明することを試み、成長の原理を説いた書籍。
10.「小論文技術習得講義 改定3版」(単著:2012年1月)
小論文の書き方、思考方法等を記載。意思決定方法、発想法などについて、感性を重視したアプローチを紹介。
11.「慶應小論文合格バイブル」(単著: 2012年5月)
慶應大学の入試問題を攻略するための小論文学習アプローチを問題解決学の手法を用いて記載。論理思考、意思決定法等を解説。同書は、インターネットメディアプレジデントファミリークラブで紹介される。
12.「機械的記憶法」(単著:2012年8月)
効果的な記憶方法を経営学の観点から考察した書籍。学習を「生産性」という観点からとらえ、生産性が高まる学習アプローチを生産管理、リスクマネジメント等の観点から考察した上で、記憶のアプローチを問題解決学で考察する。なぜ大量の記憶を人は実現できないのかという問題を扱い、問題を要素分解し、対処方法となる戦略軸を、ワークフロー化することで生産性を高める道を模索した。
13.「クラウド知的仕事術」(単著:2012年8月)
日々めまぐるしく変動するIT環境に適応するための考え方を記載。最新のデジタルデバイスなどを紹介し、ビジネスパーソンが知っておきたいティップスを紹介したティップス本。
14.「小論文技術習得講義 改訂4版」(単著:2013年4月)
小論文の書き方、思考方法等を記載。意思決定方法、発想法などについて、感性を重視したアプローチを紹介。
15.「小論文の教科書」(単著:2013年6月)
小論文には答えが無く、思考方法にも答えや正解が無いことを前提として、マッキンゼー流の思考アプローチを解説した小論文の思考方法解説書。考えることが軽視される風潮に警鐘を鳴らし、従来はネタ本が一般的であった小論文の分野において、思考する方法論をまとめた。論理思考の解説。
16.「速読暗記勉強法」(単著:2013年9月)
速読を用いた記憶方法を記載。ビジネスマン向けに情報処理のティップスを紹介した。インターネットメディア「ライフハッカー」でメディア掲載される。
17.「難関私大対策の急所」(単著:2014年1月)
受験生向けに京都大学を卒業し、岡山大学医学部に通う研修医と共に効果的であると考えられる学習アプローチを紹介。
18.「慶應大学絶対合格法」改定新版(単著:2014年3月)
上記書籍改訂版。新しく章を書き直す。
19.「慶應小論文合格バイブル」改訂版(単著:2014年8月)
上記書籍改訂版。新しく章を書き直す。(慶應大学受験で求められるスキル等を学部別にまとめる。)
20.「AO入試プレゼンテーション対策と合格法」(単著:2014年8月)
慶應SFCが行う『プレゼンテーション入試』対策を解説した書籍。MBAで学ぶプレゼン技法を主に慶應大学を受験する高校生に分かりやすく噛み砕いて解説。
21.「今からでも間にあわせる勉強法・受験法」(単著:2015年4月)
受験対策のティップスを紹介したティップス本。読解ストラテジー等で研究されている文章読解スキルを紹介。
22.「牛山の慶應小論文7ステップ対策」(単著:2016年4月)
慶應大学受験生向けの小論文問題解説書。具体的な問題の解き方、重要な背景知識の解説、データサイエンス系問題の練習問題等を収録。
23.「慶應小論文合格バイブル」改訂3版 (単著:2016年5月)
上記書籍改訂版。新しく章を書き直す。(学部別の小論文対策を詳細に解説する。)
24.「小論文技術習得講義」改訂5版 (単著:2016年10月)
上記書籍改訂版。新しく章を書き直す。
25.「小論の教科書」改訂新版 (単著:2016年12月)
上記書籍改訂版。縦書きを横書きにし、章を追加する。
26.「慶應大学絶対合格法」改訂3版 (単著:2017年1月)
上書籍改訂版。必要性が低い項を削除し、章を書き直す。
27.「慶應SFC小論文対策4つの秘訣合格法」(単著:2017年7月)
慶應義塾大学SFCの小論文試験対策について、有効な対策案を提示した実用本。
28.「牛山の慶應小論文7ステップ対策」改定新版(単著:2017年9月)
上記書籍改訂版。新しく章を書き直す。
29.「看護学部・医学部・看護就職試験小論文対策を10日間で完成させる本」(単著 2017年12月)
医学部・看護学部・看護師就職試験対策の小論文について、考え方、書き方を指南した学習参考書。
30.「慶應小論文合格バイブル」改定4版 (単著 2018年1月)
上記書籍の改訂版。小論文対策の章を分かりやすく書き直す。
【マスコミ掲載履歴】
・読売新聞(全国版)学ぼうのコーナーにて8回掲載(週間企画)
・京都放送 TV番組ポジぽじたまご 会社紹介 平成23年10月7日
・京都放送 TV番組ポジぽじたまご 平成23年11月4日放送
・産経関西 20年前とは変わった受験事情 平成23年12月9日
・産経関西 スキルアップコンサルタントが薦める新年対策本 平成23年12月21日
・TV番組ラボ+ 執筆書籍・会社紹介
・経済リポート 2012年10月10日 1425号
・経済リポート 2012年11月20日 1429号
〈マスコミ掲載履歴 『慶應大学に我が子を確実に合格させる教育法』プレジデントFamilyClub様〉
第1回:「従来の教育法では慶應に益々合格しにくくなる」
第2回:「慶應大学合格に必要な要素と中核」
第3回:「慶應大学合格に有効な受験対策(前編)」
第4回:「慶應大学合格に有効な受験対策(後編)」~「受け身の学習」から「攻めの学習」に変化させる~
第5回:「慶應小論文対策で失敗しないための根本的対策」
第6回:「信頼関係と素直な心で慶應受験に強くなる」
スピンオフ編:今からでも時間がなくても国立大学、慶應大学に我が子を合格させる方法
スピンオフ編:逆転合格を可能にする慶應SFC小論文対策<前編>
スピンオフ編:逆転合格を可能にする慶應SFC小論文対策<後編>
スピンオフ編:【英語】我が子を慶應大学に合格させる英語教育法
スピンオフ編:指導品質を高める「業界初の100%オンライン小論文添削システム」
スピンオフ編:志望校に合格しやすい「小論文添削サービス」選びの注意点
スピンオフ編:慶應SFCの小論文対策4つの秘訣合格法
スピンオフ編:「目標を達成する目標達成手帳のススメ」
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