まさか本人が望んで将来なろうと思ったはずがありません。 自分が人を切り刻み、食したり、それ以上 の事(ここには書けません)をするようになってしまったのです。 彼らはオートマのように自動的にそうなるのを残念ながら食い止める事が できなかったのです。ですから本人の意思による人生の決定機会が少ない 為に少年法では、死刑などの極刑が適用されていないわけです。 裁判などの法に携わる方はこの事を良く理解しています。 環境と、先天的な気質の組み合わせで犯罪は起こると言われていて、 グラフにすると次のようになります。 このグラフは犯罪心理学で犯罪を説明する時に使用されるものです。 どんなに気質や性格が良かったとしても、悪い環境に陥ってしまうと、人間は犯罪を起こす可能性があります。どうしてあんなにまじめな人が・・・という事は、世間で信じられない殺人が起こる度に言われる事です。人間は一つのストレスには、対応しやすくできていますが、強烈なストレスが2つ、3つ、4つと重なると、精神を構成する物理的な神経までがおかしくなります。 これが、自律神経失調症などです。脈拍まで変わります。血管が収縮し、血圧も変わります。 例えば親がガンで亡くなる、さらに娘が事故で大怪我、仕事で上司に毎日怒鳴られる、趣味の時間が奪われる、仕事が忙しくなり残業が増える・・・そういう状態の中で誰かが運悪くその人に理不尽に怒鳴るとします、そういう時に人間はキレると言います。 なぜ私はこのようなグラフを紹介したのでしょうか? その理由は、このように人生を狂わせてしまうメカニズムがそのまま 人生をよくするメカニズムとしても利用する事が可能だからです。 犯罪の統計からはじきだされたグラフでしたが、 (なぜ私がこのような分野にある程度詳しいかと言うと、技術習得 の研究をしている内に、技術と環境の関係に気づき、環境に ついて徹底的に調べたからです。) 要するに、運命のようなもので得た先天的な資質はどうにもなりませんが、 環境さえ良ければ、人生をコントロールする事が可能だという事です。 では環境とはいったい何の事でしょうか? その環境とは、正確に言えば脳に入ってくる全ての情報なのですが、 コントロールできる部分をひとつ挙げるとすれば、親が子に対して投げかける全ての メッセージとも言うことができます。 それから具体的には、本人の快の体験です。こういう体験が早い時期にあれば あるほどいいでしょう。そうすると、自分自身を肯定する性格になります。 次へ進む □プロフィール 牛山 恭範 □無料情報集(速読・英語・記憶術・数学系点数UPノウハウ・合格ノウハウ) □記憶術のやり方・方法 □記憶術、速読、英語など各種技術習得をサポートするディジシステム HOME(TOPページ) |
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