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選手の体調やコンディションを見て、必要とあれば、最新のトレーニング機材を使い、
結果を出す為に最善の、トレーニングを行います。


私が中学生の時、母校は非常に陸上競技が強い事で有名でした。顧問の先生は、最新の
トレーニングプログラムを非常によく研究し、生徒に合理的なトレーニングを与えてい
たのです。

多くの方は、インターハイに毎年出場し、優秀な結果を出す学校であると聞けば、さぞ
かし徹底的に生徒をしごき、練習はきつく、厳しく指導していると思うのではないでし
ょうか?

しかし、現実はその真逆です。

練習をする時、そのほとんどをニコニコしながら、しているのです。
そして、真剣に集中する時は集中しますが、多くの時間はなごやかな空気の中で行わ
れます。

水を練習中に飲んではいけないという部もありましたが、練習中に水が欲しければ好
きなだけ飲めばいいのです。
疲れたら休めばいいのです。

ここでの学びは何か?
ここでの学びとは、結果を出すには、厳しくすればするほどいいというわけではなく、
練習はきつくすればするほどいいというわけではないという事です。

一つ重要な事を挙げるとすれば、毎日楽しく練習する事です。トレーニングには楽しく
ないものもあります。
それを楽しくするのです。気持ちの負担になり、ストレスが溜まり、練習するのが嫌に
なり、イヤイヤ練習している人が、果たして強くなる事ができるでしょうか?

理想的な状態は、自分に夢や目標があり、その中でせかせかして異常なまでに、何かに
とりつかれた様に行動しているのではなく、自然体で、せかせかせず、自分でがんばる
時とガス抜きをしてリラックスした状態でがんばる時の調整ができるようになる事です。


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□プロフィール 牛山 恭範
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